こんにちは。
堺市駅の自転車処ぽたりんぐぅのトウマです。
背の高い方は自転車のサイズ選びに
意外と苦労することが多いものです。
今回はBMXみたいなミニベロに乗りたかった
180㎝オーバーのオーナーさんに向けた
カスタマイズです!
tern GRIT ってどんな自転車?
tern GRITはマウンテンバイクを
アーバンコミュータにいい形で発展させた
ある意味、汎用性が高い自転車です。
マウンテンバイクのメリットは
荒れた山道も走り切る走破性の高さです。
逆にデメリットは(立場の違いですが)、
アスファルトのような路面でペダリングすると、
サスペンションに力が吸収されてしまいます。
そこでGRITは、タウンユースに的を絞り、
フォークはリジッドフォークを選択、
ライズの大きなサポートバー付きフラットバーを
採用し操作性を向上させています。
ドライブトレインもフロントシングルでシンプルに。
ディスクブレーキは油圧式を採用しています。
タイヤは26インチでクイックな操作性を実現しています。
そのまま乗ってももちろん快適ですが、
街乗りを楽しむためのカスタムベースにも最適です。
カスタムイメージと実際のサイズ感
今回のオーナーさんは身長の高いイケメン。
いつも自転車にかわいらしい要素を求められる
事が多いのですがサイズがいつも会いません。
165㎝の店長とは逆の悩みですね。
「BMXみたいな自転車に乗りたい」
との要望にGRITをベースにしたカスタムを
ご提案させていただきました。
あえてワンサイズ下のフレームサイズを選び、
ハンドルはハイライズのバー。
出来るだけライズの大きなハンドルということで、
選択していただきました。
180cmオーバーのオーナさんが乗ると、
大きなBMXのようなバランスになって
いい感じになりました!!
1x9sのドライブトレインに油圧ディスク、
フロントはナローワイドのチェンリングで
チェーン外れを起こりにくくしています。
自転車はサイズ感が第一ですが、
今回のようにサイズ感を逆手にとって
BMX風に見えるような全体像を上手く
再現できたかなと思います。
まとめ。サイズ感を自由自在に使いこなす
今回は少しイレギュラーなチョイスでした。
いつも申し上げるように、
自転車の性能の半分以上はサイズで決まります。
いくら高級コンポを搭載していても、
自分に合ってないサイズのフレームを選んでは
元も子もなくなってしまいます。
しかし、サイズ感を理解していれば、
今回のようにサイズ感を逆手にとって
オーナーさんのイメージに近づけることも
可能になります。
ライトウェイなどもタイヤサイズによって
フレームサイズを設定しておりますので
同じ発想で対応できたりしますね。
サイズ選びに迷ったらぜひご相談に
いらしてくださいね。