こんにちは。
自転車処ぽたりんぐぅの トウマ です。
あなたは、旅先でも
サイクリングを楽しみたい!
と思ったことはありませんか?
レンタサイクルでパパっと楽しむ
のも一つのやり方ですが、
「輪行」という手段もあるのです。
たたんだ自転車を電車などに積んで
旅先までもっていく。
愛車で走る旅は格別になりますね!!
今回はそんな輪行旅に最高な
Tyrell FXαをご用意させていただきました!
Tyrell FXα ってどんな自転車
Tyrellは香川県さぬき市に本社を置く
日本発信のミニベロブランドです。
Tyrellの特徴を一言でいえば
「めちゃくちゃ、よく走る」
これにつきます。
自転車屋をしていると様々な
折りたたみ自転車に乗せてもらえます。
その中でもTyrell の折りたたみモデルは
群を抜いてよく走ります。
詳しくは別にページを作りますが、
ミニベロの弱点とされる要素、
直進安定性、剛性感、走行性能
が高いレベルで共存しています。
もちろんミニベロの強みの
反応性、旋回性、加速性は
さらに高レベルに高まっています。
ロードバイクを手放して
Tyrellにまとめてくれたお客様も
ぽたりんぐぅでは結構いらっしゃいます。
走れるミニベロをお求めの方はぜひ!
店頭にも試乗車のご用意がございます。
夏休みに子供さんと東北を走りたい!
オーナーさんがタイレルに興味を
持っていただいたきっかけは
タイトルの夏休みの目標でした。
店頭でも試乗していただいたのですが、
香川県さぬき市の「タイレルファクトリー」の
工場見学に参加されました!
すごい行動力!!
夏の旅行もとても楽しかったそうで、
ますます自転車で遊ぶ機会を増やしてくれると
私もうれしくなります!
Tyrell FXα スペシャルリミテッド
今回ご用意させていただいたのは
Tyrell FXα SPL(タイレル FXα SPL)です。
Tyrell FXαは 名車「FX」と共通フレームで
パッケージ化され、塗装などをよりカジュアルに
見直しされたリニューアルモデルです。
ミニベロのカスタムやチューンナップの方向性は
「弱点の部分を底上げする」
ということです。
個別に何点かご説明します。
三角形が強度の秘密 スラントデザインフレーム
突然ですが東京タワー見たことあります。
大阪人らしく通天閣にしましょうか。
ああいったフレーム材で構成される構造物は
三角形を基本に作られます。
これをトラス構造と言いますが
自転車ももちろん同じです。
タイレルが採用する「スラント構造」は
フレームの中の三角形を増やし、
剛性感アップに非常に貢献しています。
自転車は常に「ねじられる力」に
さらされていますが、
これに効率的に対抗する構造に
なっているわけです。
これが高い剛性感の正体ですね。
ホイルは軽けりゃいいってもんではない。
自転車ファンに皆さんはすぐに重量を比べたく
なりますが、あれは注意が必要です。
特にミニベロのホイルは軽ければ軽いほど、
デメリットの方が大きくなります。
高校の物理で習った慣性力ってやつです。
詳しいことはメディアの方で書きますが、
ミニベロのホイルに必要とされる要素は2つ。
- リム・タイヤなどの周辺重量
- 回転性能のいいハブ
この2つです。
あとはタイヤの性能なのでホイルとしては
この2つが重要です。
タイレルの純正ホイルはこの特徴を踏まえて
作ってくれていますので、
ホイルのアップグレードは必要ないぐらいです。
小径ホイルの宿命 ブレーキ性能
ブレーキ性能を決める要素はいくつもありますが、
リムブレーキの場合はリムの半径(直径でも)が
大きな影響を与えます。
これも詳しくはメディアの方で書きますが、
ミニベロは制動力の面で不利になるのは
ある程度仕方ないことです。
タイレル FXa SPLはメインコンポーネントは
シマノ「105」で構成されています。
11x2速の変速段数や変速フィーリングなど
特徴はありますがミニベロ的にはブレーキです。
ブレーキシステムはディスクブレーキに
圧されてきていますが、
リムブレーキの一つであるキャリパーブレーキ
ではシマノの「デュアルピボット」型の
キャリパーブレーキが効率が良く
安定しているのでミニベロにはお勧めです。
グレードでいうと105以上に設定があります
ので、その辺もぬかりないイメージです。
(SPLのドロップハンドル仕様の話です。)
折りたたみ機能・MKS Ezyペダル
タイレルFXaの折りたたみスタイルは
メインフレーム部にジョイントを設置しない
スタイルです。
ひねりの影響をモロに受ける、前三角に
(シートチューブからヘッドチューブの間)
にジョイント部を作ると
剛性感が弱まるだけでなく、耐久性にも
影響があります。
折りたたみサイズは大きくなりますが、
極力走行性能を妨げない
チェーンステー、シートステー部に
ジョイント部を作るのが合理的ですね。
たたんだ際に障害になるのは「ペダル」です。
自転車処ぽたりんぐぅではMKSのEzyシリーズを
お勧めしています。
MKSのペダルの回転性能はここでわざわざ言及する
必用もないくらいですが、
着脱方法がシンプルで秀逸です。
エアー工具などお使いになる人にはおなじみの
カプラー方式を採用しています。
一つ注意点は、
「旅先にペダルだけ忘れてこないように!!」
(経験者は語る)
まとめ。自転車の常識を広げてくれるミニベロ
タイレルはお値段的に決して
お手軽な車ではないです。
しかし、その走行性能や、
ミニベロとは思えない安定性など
一度使えば手放せない車になります。
複数台持ちが難しいとか、
ロードバイクを卒業した、
などのお客様がタイレルを選んでくれることが
とても多いです。
今までとは違った自転車の世界がみられますよ。
試乗車もございますので、
お気軽にお問合わせください。