グラベルバイクと言う言葉が一般的になってずいぶんたちます。
ロードレーサーでもなくシクロクロスでもなく
砂利道(グラベルロード)をぐんぐん進むためのバイク。
このカテゴリーの先駆車ともいえるのがジェイミス「レネゲード」
店長自身も愛用するレネゲードについて
大阪府堺市のJR阪和線「堺市」駅前の
ミニベロやカスタムが得意な
ポタリング(自転車散歩)プロショップ
「自転車処ぽたりんぐぅ」が
12年以上のポタリングPROショップ経験と
大小1000件以上のカスタム経験の中から詳しくお伝えしていきます。
遊べるダートバイク作りのトップランナー「ジェイミス」
「JAMIS」(ジェイミス)と言うブランドを聞いたことがあるでしょうか?
アメリカのニュージャージーに本社を構える総合自転車メーカーです。
1979年創業でMTBの黎明期からダートバイクを作り続けてきたメーカーです。
過去のMTBブームを覚えている方は「ダカール」や「ドラゴン」などは懐かしい名前ですね。
レースはもちろん、サイクリングやレジャーでダートを楽しめるフレーム設計にこだわり続けるメーカーです。
特にアドベンチャーバイク「レネゲード」は現在のグラベルバイクブームの先駆けと言っても過言でない名車です。
ポタリングにジェイミス「レネゲード」が最強な理由
自転車業界内にもファンが多いJAMIS 「RENEGADE」。
非常に玄人受けするブランドと言えます。
なにがそんなに自転車好きを引き付けるのか性能面から解説します!
サイズに合わせたフレームデザイン 「SSDデザイン」
自転車選びにとって「サイズ選び」が重要なコトはあなたもご存知の通りでしょう!
ではフレームサイズとは何でしょう?
語り出せばキリがないですが、ジェイミスは単なるサイズの拡大・縮小とはとらえていません。
そのサイズごとに適切な角度があり、適切な設計があるとの考えに基づいています。
その代表的なものが「SSD」と言われるデザイン。
あなたが体格に合わせてステム長やクランク長などをカスタマイズするように、
フレームもサイズに合わせて寸法が調整されています。
特に小さいサイズのフレームはつじつまを合わせるのに終始したように見えるものすらある中で、
JAMISのフレームデザインに対するこだわりがうかがえます。
パイプの太さって気にしたことありました?「SSTデザイン」
JAMISと言えば「クロモリ」のイメージが強い人も多いかもしれません。
クロモリとは鉄の合金でクロムとモリブデンの配合量を調整された自転車と相性の良いとされる鋼材です。
マスプロダクト(量産)を主力にするメーカーとしては珍しくスチールの可能性を引き出すことをコンセプトにしています。
比較的、弾力性に富み耐久性と乗り心地が優れるとされる「クロモリ」ですが、ただクロモリで作ればいいというわけではありません。
「JAMIS」はサイズごとのフレーム構成材(パイプ)の径にもこだわりを持っています。
数字はたとえ話ですが、一般的にパイプは断面積が増えると固くなります。
太さも含め様々な種類のジオメトリやパイプを用意することはマスプロ系のメーカにとっては大きな負担です。
それでもこの点をこだわって作られるフレームだからこそ、乗ればわかる仕上がりになっているのだと思います。
ツボを押さえた「ダボ穴」配置
ダボ穴とはフレームにセットされた部品取り付け用のネジ穴の事です。
一番なじみがあるのはボトルケージ用のダボ穴ですね。
他にはキャリア用やフェンダー用など様々な用途の「ダボ穴」がフレームには用意されています。
レネゲードはアドヴェンチャーロードの名の通り、高い走破性で様々な地形を走り抜けます。
バイクトラベルからバイクキャンプ、グラベルからタウンユースのポタリングまであらゆる用途で活躍します。
そんな時に必要な装備を簡単に取り付けられるようにフレーム側に準備をしてくれているわけですね。
自転車との上手な付き合い方は
「自転車を主役にせず、最高の脇役、助演男優(女優)賞をとれる存在にする」
事だと「ぽたりんぐぅ」では考えています。
あなたの持っているほかの趣味と自転車をマッチングさせることで相乗効果が生まれます!

タイヤのバリエーションとチューブレスレディ対応のホイル
自転車の性格の大部分を決めるともいえるタイヤ選びの幅が広いのもレネゲードの特徴。
フレームデザインのレベルから 28c~40cと様々な幅のタイヤを装備することを想定しており
タイヤの交換で自転車の性格を手軽に変更できてしまうのも魅力の一つ。
低圧でグリップ力やクッション性を最大限にいかせるチューブレスレディにも対応しており、
よりオフロード走行を楽しむバリエーションが用意されているのもうれしいところです。
またホイルの交換を前提に27.5インチのホイルを用意してさらに走りの幅を広げる組み換えも可能です
山へ行く日はワイドな27.5ホイルで、街中をポタリングする日には走行性能重視の700cのホイルで、
と言ったシーンに合わせた使い訳も可能です。


JAMIS RENEGADE C2 LTD ツーリング仕様
今回はJAMIS RENEGADE S2 LTD をご用意させていただきました。
限定色のルートビアカラーがいいですね!
コンポーネントもシマノ「GRX」でタイヤ・ホイルもWTB製コンポ的にはこのままで何もいじるところはないくらいにまとまってますね。
今回はゆくゆくバイクキャンプなどのアウトドア遊びにもチャレンジしたい!
というオーナーさんのご希望で前後にキャリアをご用意させていただいてます。
リアは荷物の積載とパニアバッグを想定して、フロントはパニアバッグの取り付けを想定したチョイスです。
乗せたい荷物、使いたいバッグ、自分自身のスタイルを考えて最適なキャリアやラックを取り付けて楽しんでください。
まとめ。道を選ばないオールラウンダーな楽しみ方!
アドヴェンチャーバイクやグラベルバイクは高い走破性と、オプションの拡張性で幅広い楽しみができます。
自動車でいうところの「SUV」(SportsUtilityVehicle)多目的スポーツカーの様な位置づけ。
街中の移動手段から、ロングライド、キャンプやバイクトラベルなど自由自在な遊び方を受け止めてくれます。
自転車に乗ることをメインにすることもいいのですが、
自転車を使って何か自分の趣味を拡げるという発想があると、いい相乗効果が期待できますね!!
アドヴェンチャーバイク JAMIS RENEGADE に興味を持っていただけましたら是非お問い合わせください!
最後までお読みいただき
ありがとうございました!
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