こんにちは。
No,ぽた No,Life です。
この記事は自転車処ぽたりんぐぅが
自転車について幅広く
好き勝手に語っていくメディアです!
3回連続「ブルホーンハンドル」の
今回は2回目!
読み終わったら、あなたもきっと
ブルホーンハンドルでロングライド
したくなるかも?!
ハンドル形状と走りのスタイル
なぜ、自転車のハンドルにはあんなにも
たくさんの種類があるのでしょうか?
デザイン?
それもあると思いますが、
ライディングスタイルに合わせて
身体を効率的に使うため。
といえます。
突然ですが、あなたは
合気道の演武をご覧なったことは?
体の小さなおじいさんに
大男たちがひょいひょい投げられる。
不思議な光景ですよね。
人間の身体、姿勢というのは
末端部分(手首や足首、ゆび、首など)の
状態にとても大きな影響を受けます。
そういった視線で自転車のハンドルを
見ると少し違って物が見えてきます。
マイペースなロングライドに最高!
自転車のハンドルには
大きく分けて2種類あります。
こぶしの向きが「縦」か「横」かです。
こぶしの向きが「横向き」の代表例は
やはりマウンテンバイクですね。
刻々と変わる路面状況に合わせ
上半身の動きも柔軟な対応を求められる
マウンテンバイクにはフラットハンドルが
一般的に採用されます。
腕や上半身の自由度が高く、
上下左右にダイナミックに動きますが
腕の筋力で上半身を支持するので
長時間のライドには不向きです。
こぶしの向きが「縦向き」の代表は
なんといってもロードバイクでしょう。
一回のレースの距離が
長いものでは200km以上にもなる
超過酷なレースです。
こぶしを縦向きにすることにより
身体の構造で上半身を支えるので、
最低限の筋力で(省エネで)
ライディング中の身体を支えます。
反対にMTBのようなテクニカルな操作は
難易度が上がります。
体を預けてしまえるブルホーンハンドルは
のんびりと長い時間サイクリングを
楽しむにはもってこいのハンドルといえます。
しっかりと体を預けられる安心感
これは意外と意識されてないのですが、
ドロップハンドルやブルホーンハンドルは
前傾姿勢をある程度深くしないと
非常に乗りにくいハンドルです。
上の図のようにハンドル位置が高い
「縦向き系」ハンドルは
手首に非常に負担がかかります。
上の黄色いフレームの図のように
ハンドルにしっかり身体を預けた
乗車姿勢になります。
ブルホーンハンドルはハンドル部分に
しっかりと体重を預けられるので
安心感が大きいです。
ドロップハンドルの場合は、
どうしてもブラケット部分に
身体を預けることになるので
心理的に少し不安感が残ります。
強度的にはもちろん大丈夫なんですけどね。
一般的なサイクリストにとっては
無意識のこの安心感の影響は
意外と無視できないものだと思います。
まとめ。ブルホーンハンドルが向かない状況
まとめになるかはわかりませんが、
これまでの話の反対で、
ブルホーンハンドルが向かない状況も
数多くあります。
- レース・イベントに出たい人
- きつい坂を上る人
- 重心を下げて乗る必要がある人
- いろいろな握り方をしたい人
などがあります。
レースは規則で禁止されていたりもします。
少し特殊ですが、
自転車処ぽたりんぐぅではSTIレバーを
用いてブルホン化しますが、
普通のお店では修理対応すら受けられません。
修理対応に来店できる等の
緊急事態の対応も考慮しないといけない
場合もあるので注意してくださいね。
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