こんにちは
堺市駅前の自転車専門店
「自転車処ぽたりんぐぅ」です
今回は
30万円を超えるブロンプトンと
本気で比較できる折りたたみ自転車
「JAVA NEO3」
についてご紹介します

当店ではこれまで
JAVA NEO3について
3回にわたって記事を書いてきました
ありがたいことに
最近お問い合わせを
たくさんいただくようになりまして
今回はその3記事の内容を
一本にまとめたうえで
他の折りたたみ自転車との比較も加えて
あらためて詳しくご紹介します
この記事を読めば
JAVAneo3がまるわかりです!
JAVA NEO3とは
JAVA NEO3は
ブロンプトンのデザインの良さを踏襲しながら
独自の工夫とアイデアを盛り込んだ
16インチの折りたたみミニベロです
いわゆる3つ折り構造で
コンパクトに折りたためる利便性はそのままに
走行性能や快適性にも
しっかりこだわって作られています
価格は109,780円(税込/2026年8月時点)

ひとつお伝えしておきたいことがあります
JAVA NEO3は
現在国内の市場に
正規のルート以外で入ってきた車体も
流通しているのが実情です
当店がお取り扱いしているのは
本国JAVAと直接やり取りできる
正規のルートで入ってきた車体になります
ここが効いてくるのは
実は購入した後です
細かな仕様の調整や
補修部品の手配
何かあったときの本国への確認
このあたりを
きちんと辿れるかどうかで
長く乗るときの安心感は
まったく変わってきます
ぽたりんぐぅがおすすめしたい4つのポイント
ここからは
私の主観も交えながら
JAVA NEO3のおすすめポイントを
4つご紹介します
①ロングホイールベースによる直進安定性
ホイールベースを長めに設計することで
走行時のふらつきが少なく
安定した走りを実現しています
小径車は本来
ふらつきやすい乗り物です
そこをジオメトリーで
きちんと解決してきているのが
この車体の good なところです
②油圧ディスクブレーキ採用
天候やコンディションを問わず
安定したブレーキ性能を
発揮してくれます
この価格帯の折りたたみ自転車で
油圧ディスクが標準装備というのは
なかなかありません

③優れた折りたたみ性と軽量性
JAVAが特許を取得している
「Coaxial Pivot System」という機構が
搭載されています
従来のリアスイングアーム系の折りたたみ自転車は
リアフレームの回転中心と
BB(ボトムブラケット)の位置が
一致していませんでした
そのため折りたたんだときに
チェーンテンションが大きく変わり
ディレイラーなどに大きな負担をかけたり
テンションが必要以上に緩まったり
する場合がありました
この機構はBB自体を
リンクで可動させることで
回転中心とBB軸心を一致させています
結果として
ディレイラーのテンション調整機構に
無理をさせることなく
チェーンの張りが安定し
脱落も起きにくくなっています
④お手ごろな価格
ここまでの装備を備えながら
10万円台前半という価格
これがJAVA NEO3
最大の武器だと思っています
お問い合わせはこちら
https://potteringood.com/contactus/
正直に言います!! 気になる3点+1と当店での対策
良いところばかり書いても
あまり参考にならないと思いますので
気になった点も正直にお伝えします
ただしどれも
当店で対策できるものばかりです
M/Hハンドルとシフターの相性問題
ブロンプトンのアイコンでもある
M/Hハンドル
JAVA NEO3は
ここのデザインも踏襲しています
実はこのハンドル
現在主流のラピッドファイヤ系シフターと
相性があまり良くありません

試乗車では
シマノの2ウェイリリースを採用した
SORAグレードのシフトレバーに
交換して対応しています
ハンドルバーの交換で
解決する方法もありますので
ご相談ください
ブレーキ前後反対問題
JAVA NEO3は出荷状態では
海外仕様(右―後ろ、左―前)で
ブレーキがセットされています
現在日本国内で標準的に用いられている
右―前、左―後ろのセッティング(JIS準拠)とは
逆になっています
違反ではありませんし
街乗りの速度域であれば
問題はないのですが
気になる場合は
繋ぎ変えて対応いたします
ただしここにはひとつ
補足しておきたいことがあります
JAVA NEO3は
ブレーキホースを
ハンドルポストの内部に
通す構造になっています

そのため前後を入れ替えると
ホースの曲がりが
どうしてもきつくなってしまいます
実際に乗ってみて
違和感がないようであれば
あえて出荷状態のままにしておくというのも
十分にありな選択だと思います
このあたりは
実車を見ながら
一緒に考えさせてください
サドル位置が後ろ過ぎる問題
標準のシートポストは
後ろ側へのオフセットがついており
そのまま取り付けると
いわゆる「後ろ乗り」の状態になって
ペダリング効率が落ちてしまいます

対策はシンプルで
シートポストを反転して使用することで
この問題は解消できます
可動域の広いポストが採用されているので
反転してもポジション調整の幅は
しっかり確保できます
これは好みの問題。片側のみ着脱式のペダル
JAVA NEO3は
片側のみ着脱式のペダルを
採用しています
MKSのEZYシリーズほどではないものの
十分実用的な良い印象のペダルです
折りたたみ時の
ペダルの張り出し解消にも
十分な効果があります

ただし折りたたみ時は
クランク位置を調整しておかないと
着脱できない側が
引っかかってしまうことがあるので
少し注意が必要です
個人的には必要十分であると
考えています
お問い合わせはこちら
https://potteringood.com/contactus/
和歌山を3路線乗り継いで検証しました
スペックの話ばかりでは
本当のところは分かりません
実際に輪行で
和歌山をぐるりと巡ってきましたので
その様子を動画でご覧ください
スタートは南海堺駅から
JAVA NEO3を折りたたんで輪行バッグへ
南海本線の急行に揺られて
和歌山市駅へ到着したら
そこからは輪行を解いて
和歌山城周辺をぐるりとポタリング
JR和歌山駅からは
和歌山電鐵貴志川線へ
貴志駅から少し足を延ばして
大国主神社へ
そこから貴志川沿いを気持ちよく走り
紀の川を渡って
JR和歌山線の船戸駅へ
最終区間は
木造の趣ある佇まいが印象的な
JR高野口駅から
紀の川鉄橋を渡って
高野山麓の玄関口とも言われる
慈尊院へ
さらに真田幸村ゆかりの眞田庵にも
立ち寄りながら
南海高野線の九度山駅へ
南海・たま電・JR和歌山線と
3つの路線を乗り継いだ一日
これはJAVA NEO3の
折りたたみ機能の完成度があってこそ
実現できたルートでした
お問い合わせはこちら
https://potteringood.com/contactus/
ブロンプトン・DAHON・Tyrellと比べてどうなのか
ここが一番
気になるところだと思います
正直にお話しします
ブロンプトンと比べて
先に申し上げておくと
私自身ブロンプトンのオーナーです
そのうえで
機能面については
JAVA NEO3が上位互換と
言ってしまっていいと思っています
後発ブランドの強みを活かして
ブロンプトンが抱えていた課題を
きれいに乗り越えてきている
特に分かりやすいのが変速です
ブロンプトンで
一番お求めやすいC Lineの4速モデルは
304,700円(税込/2026年8月時点)
これは外装4段変速です
ブロンプトンで本当に幅広いレンジが手に入る
内装3段×外装4段の12速モデルとなると
P Lineの480,700円(税込)からになります
JAVA NEO3は
シマノSORAの外装9段変速
「12速」という数字の響きに
惑わされないでいただきたいところです
ではブロンプトンに魅力がないのかというと
まったくそんなことはありません
クロモリフレームの細身のシルエット
英国生まれのブランドとしての物語
1台1台手作業で作られる工程
こういったものに
心を惹かれる方にとっては
ブロンプトン以外の選択肢は
ないのだと思います
そこは機能では
置き換えられない価値です
DAHON K3と比べて
価格帯がほぼ同じですので
比較されることの多い一台です
K3は約8.2kg
JAVA NEO3は約9.8kg
数字だけ見ると
K3のほうが軽く見えます
ただしK3の標準タイヤは
14×1.35相当とかなり細く
当店では走行性能を確保するために
シュワルベのビッグアップル14×2.0へ
換装してから納車することが
ほぼ慣例になっています
つまりカタログ上の軽さは
そのままでは活きてこないんですね
変速もK3は3段
JAVA NEO3は9段です
ホイールベースやジオメトリーの違いもあって
走行性能という点では
JAVA NEO3のほうが
かなり上だと感じています
1.6kgの差で
変速が3段から9段になり
油圧ディスクブレーキが手に入る
この9.8kgという重量は
軽すぎず重すぎない
ちょうどいいところだと思っています
低重心の設計とあいまって
走行時の安定感にも
しっかり効いてきます
Tyrell IVEと比べて
ここは正直にお伝えします
価格以外の面では
Tyrell IVEに軍配が上がります
理由は構造にあります
折りたたみ自転車というのは
そもそもトップチューブに
ジョイント部を設けなければ
成立しません
加えてステム(ハンドルポスト)と
シートポストが長くなります
これは特定のモデルの欠点ではなく
一般的な折りたたみ自転車が
構造上どうしても抱えてしまう
共通の課題です
その点Tyrell IVEやFXシリーズは
前三角の剛性確保に
しっかり手が入っています
結果として
車体の剛性感や直進安定性は
JAVA NEO3もブロンプトンも
Tyrellには及ばないというのが
私の実感です
数値化しにくい部分なのですが
乗っていただければ
きっと分かっていただけると思います
ご予算が許すのであれば
ぜひ一度
Tyrell IVEに乗ってみていただきたい
これは正直な気持ちです

Tyrell IVEが個人的イチオシな理由 高い走行性能と汎用性

Tyrell IVE で気軽に楽しむ輪行 工夫次第で広がる遊び方
お問い合わせはこちら
https://potteringood.com/contactus/
こんな方におすすめ/正直おすすめしない方
おすすめしたい方
- 電車と組み合わせて行動範囲を広げたい方
- 10万円台前半の予算できちんと走る折りたたみ自転車を探している方
- ブロンプトンのスタイルは好きだけれど30万円は現実的ではないという方
- これから輪行を始めてみたい方
正直おすすめしない方
- 輪行や折りたたみをそもそも想定していない方
折りたたみ自転車は構造上どうしても強度を犠牲にせざるを得ません
これは当店が常日頃からお伝えしていることです
折りたたむ予定がないのであればグレイシアのようなリジットフレームの車体を選ばれるほうが間違いなく幸せになれます - メンテナンスにまったく関心を持てない方
ここまで書いてきたとおり納車時に一手間かける前提の車体です
そして折りたたみ機構を持つ以上定期的な点検や調整は安全に直結します
ここに気を配れない方には正直おすすめできません - 剛性感や走行性能を最優先したい方
先ほどお伝えしたとおりその領域はTyrell IVEやFXシリーズの得意分野です
ご予算が許すのであればそちらをご検討ください
スペックと価格
| フレーム | アルミ 6061-T6 |
|---|---|
| フォーク | アルミ 6061-T6 |
| ホイール | 16インチ アルミ |
| タイヤ | 16インチ 1-3/8 |
| 変速 | シマノ SORA 9速 |
| ブレーキ | 油圧ディスク(ミネラルオイル) |
| ブレーキマウント | フラットマウント |
| BB | スレッド 73mm |
| シートポスト | 31.8mm |
| O.L.D. | フロント74mm/リア142mm |
| 重量 | 9.8kg |
| 価格 | 109,780円(税込) |
※2026年8月時点の情報です
価格および仕様は変更となる場合があります
まとめ
JAVA NEO3は
ブロンプトンのスタイルに憧れながらも
30万円という価格に
足踏みしていた方にとって
とても現実的な
選択肢になる一台です
気になる点はいくつかありますが
そのすべてに
対策の方法があります
そしてその対策こそが
私たちのような
街の自転車屋の仕事だと思っています

店頭では試乗が可能です
実際にまたがっていただいて
折りたたんでいただいて
持ち上げていただく
それが一番
分かりやすいと思います
Tyrell IVEやグレイシアとの
乗り比べもしていただけますので
遠慮なくお申し付けください
よくある質問
Q. 輪行バッグは付属していますか
A. 現時点では専用バッグは提供されていません
Tyrell用のバッグでも問題なく代用できましたし
ブロンプトン用のものも代用できそうです
Q. 輪行初心者でも扱えますか
A. 折りたたみと展開の操作がシンプルですので
輪行が初めての方にも扱いやすいモデルです
店頭で実際の手順もお教えできます
Q. ブレーキは日本仕様に変更してもらえますか
A. はい対応いたします
ただし本文でも触れたとおり
ホースの取り回しの都合もありますので
実車を見ながらご相談させてください
Q. ブロンプトンと迷っています
A. 機能面とコスト面を重視されるならJAVA NEO3
ブランドやデザインへの思い入れを大切にされるならブロンプトン
というのが正直なところです
店頭でご相談いただければ
一緒に考えさせていただきます
Q. 遠方に住んでいますが購入できますか
A. 当店は対面でのご納車を基本としております
これはJAVA NEO3に限った話ではないのですが
自転車は買ったあとのお付き合いが長い乗り物です
ネットで購入された自転車も
基本的なパンク修理等の対応は
させていただいております
ただ内容によっては
購入されたお店にご相談いただくよう
お願いすることもございます
ですので可能であれば
実際に足を運べる範囲の
対面販売のお店でご購入されることを
おすすめしています
これはどのお店で買われる場合でも
同じように思っていることです
あわせて読みたい
公式HPはこちら
https://potteringood.com/
公式Instagramはこちら
https://www.instagram.com/potteringood/
でも最新のカスタム事例を紹介中です
お問い合わせはこちら
https://potteringood.com/contactus/






コメント