こんにちは。
「No,ぽた No,Life」 です。
自転車処ぽたりんぐぅの店長が
自転車について独断と強めの偏見で
自由に語っていくメディアです!
タイヤが小さい自転車がほしい?
そんな時に折りたたみ自転車を選ぼうと
していませんか??
明確な理由なしに折りたたみ自転車を
購入するのはやめましょう!
ぜひ最後までお読みくださいね!
ミニベロの代わりに折りたたみ自転車は買ってはいけない!!!
ミニベロと折りたたみ自転車。
この似て非なる二種類の自転車を
混同してはいけないのです!!
共通点と相違点を見ていきましょう!
共通点も多い両者です
代表的な折りたたみ自転車ブランドの一つ
「tern」(ターン)です。
画像の引用元:tern bicycles japan HP
代表的なモデルの「tern Verge N8」
(ターン ヴァージ N8)
安定感のある走りとコンパクトな
折りたたみ寸法が魅力。
メインフレームとハンドル根元に
折りたたみのヒンジ部分があります。
一方、たためないミニベロのイメージを。

画像の引用元:RITEWAY HP
RITEWAYの「GLACIER」です。
(ライトウェイ グレイシア)
こちらは同じ20インチの
タイヤサイズのミニベロです。
一般的な自転車と同様に、
折りたたみ式ではないフレームが
採用されています。
折りたたみ自転車 と ミニベロの
共通点はどのような部分でしょう。
- 小さなタイヤ
車種によりけりですが、20インチ(406)
が採用されてることが多いですね。 - 比較的楽な姿勢
上体が起き気味の少しゆったりとした姿勢で
乗車できます。街乗り向けですね。 - 低重心
ホイルが小さい分重心が全体的に下側にあり、
走行時の安定感があります。
BBの位置は変らないように
設計されることが多いです。
こうやって見てみると、
「なんでミニベロの代わりに
してはいけないの?」
と思えてきますね。
折りたたみ自転車のデメリット
折りたたみ自転車には、
折りたたんでコンパクトになる
という最大の特徴があります。
ただし、それゆえに犠牲にしている面も
非常に大きな自転車だと思って下さい。
わかりやすい折りたたみ自転車の
デメリットをご紹介しましょう。
- 強度が弱まる
本来ひとつながりであるフレームを
分断するため強度が低下します。 - 重量が増す
フレームを折りたたむジョイント部分には
補強が必要で合ったり重量増になりやすいです。 - 値段も高い
ヒンジの補強や部品点数の増加は
そのまま価格に跳ね返ります。
同グレードのクロスバイクなどと
比べても割高な感じがします。 - トラブルが起こりやすい
複雑な機構が増えるとトラブルの確率が
増えます。
定期的なメンテナンスなどを。
折りたたみ自転車の有名メーカー
「DAHON」や「tern」の自転車の多くは、
メインフレームが折れる方式を
採用していることが多いです。
実は走行中にメインフレームは
(トップチューブとボトムチューブにあたる部分)
非常に大きな「ひねり」の力を受けています。
その部分にジョイント部分を設置するため
強度不足を気にした方がいいでしょう。

画像の引用元:tern bicycle japan HP
「tern」の自転車には非常に構造的にも
よく考えられたヒンジが採用されていますが、
中には少し不安が残ってしまうメーカーもあります。
こちらも合わせて注意が必要ですね。
折りたたみ自転車は明確な目標をもって購入しましょう!
もしあなたが折りたたみ自転車を
購入しようと思っているならば、
その理由は何でしょうか?
月に何回ぐらい折りたたみますか?
折りたたみ自転車でなくても
大丈夫ではないですか?
購入前に以上のようなことを
是非再検討してみましょう。
当店で折りたたみ自転車をおすすめする場合
- 輪行をしたい
自転車を折りたたんだり分解して車や電車
などで良港に行ったりする輪行が目的の場合。 - 保管場所
集合住宅などで自転車の保管スペースがなく
折りたたんで保管しておきたいといった場合。 - 仕事用などで車に積んでおく
お仕事やそのほかの理由で車に
積んでおくと便利です。
そんな場合もおススメしたりします。
私自身も車に折りたたみ自転車を積み込んで
旅行に出かけることもあります。
トラコンを積んでジムニーで出かけてきます!
休みが取れたら・・・
関連記事


普通の自転車以上に定期点検を!!
折りたたみ自転車のヒンジの多くは
ネジの締め付けで締め具合を調整します。
頻繁に折りたたむ方はもとより、
あまり折りたたむ機会がない方も
定期的な点検をおすすめします。
走行中の振動などでも
ネジが緩む可能性もあります。
あなたの目的とジャストフィットすれば
めちゃくちゃ活躍してくれる
折りたたみ自転車です。
定期点検をしっかりして
安全で長く遊んでやってください。
ターン ヴァージ N8
最近はいろいろな自転車ブランドが
展開されてます。
折りたたみ自転車に限っては
定番ブランドを選択しておくのが
いいかもしれません。
OEM品などを扱うメーカーもありますが、
ハズレもかなりあるような感じに見えます・・・
今回ご紹介するのは
「ターン ヴァージ N8」です。

ターン ヴァージN8
定番の折り畳み方式でだれでも手軽に
折りたためるのがtern VERGEシリーズの
良いところです。
ホイルベースも長くと取られており
走行時の安定性も高いです。

ターン ヴァージN8
コンポーネントはシマノ「クラリス」です。
エントリーコンポですが、
ポタリングの為なら何も困ることはありません。
フロントチェーンリングは大きいものを採用して
くれているので適度なこぎ味が確保されます。
今回はフロントバッグ取り付け用の
「ラゲッジトラス」
をご用意させていただいております。
リクセン&カウルなどのドイツブランドで
採用されている
「クリックフィックス」方式
で、様々なオプションの着脱が可能です。
フロントバッグ用のアームを利用して、
オーストリッチのフロントバッグを装着しました。
肩掛け用のベルトも一緒になっているバッグで
適度な小物が収納出来ておでかけに便利です。
コーヒー用のクッカーなども十分収納できます
ので外コーヒーなども楽しめますね。
まとめ。適材適所を見極めて購入しましょう!
折りたたみ自転車には
着脱式の装備がおススメです!
折りたたみ自転車は機能が
必要な人にとっては
メリットが絶大です。
しかし、必要としない人にとっては
わざわざ弱点ばかり抱えることになります。
あなたが、折りたたみ自転車を有効に
使うイメージがあれば
是非選んであげてください。
「そうは言っても輪行するかも
しれないじゃない」
とおっしゃられる方は一度、
クロスバイクでもロードでも使って
輪行してみてください。
年間1~2回しか輪行しないのに
折りたたみ自転車を購入するのは
リスクが大きすぎます!
輪行が楽しい、
これは旅行スタイルに取り入れたい!
となるようでしたら、
是非折りたたみ自転車のご相談を
お待ちしております!
※この記事は
旧「No,ぽた No,Life」のリライト記事です。
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