こんにちは。
「No,ぽた No,Life」 です。
堺市の自転車処ぽたりんぐぅの店長が
自転車について独断と強めの偏見で
自由に語っていくメディアです!
あなたはどんな場面で自転車に乗りますか?
多くの場合は「街の中」、
市街地を走ることが多いかもしれません。
多くの人々の生活の場「街」は楽しいことが
多い反面、様々なリスクも潜みます。
楽しさ、いっぱい!リスクはもっといっぱい!

あなたは街なかで自転車を乗るとき
どんなことを考えるでしょうか?
今日は新しくできたカフェに行こう。
新しい洋服を探しにお店へ行こう。
お弁当をもってのんびり公園に行こう。
と楽しいことがいっぱいだと思います。
しかし、普段何気なく乗っている
街の中にはリスクもたくさん潜んでいます。
多くの人々が行きかう街中では
急ブレーキや、急ハンドルの必要性があり、
停車と発進、ストップアンドゴーがふえ、
車や建物が作り出す死角などへの
配慮も求められます。
週末に郊外のゆとりのある道を
サイクリングするのとは違って
街の中に特有の状況へ対処するための
自転車の機能を充実してあげる
必要が出てきます。


街乗りを安全に楽しむための機能とは?
街乗りを安全に快適に楽しむための
自転車の要素とは何でしょう?
必要な機能や特性はあなた自身の
好みが色濃く反映されますので
ここでは一般的な代表例を
お話ししようと思います。
操作性
街中の込み合った状況の中でも、
「しっかり曲がれて、しっかり止まれる」
事が重要です。
・ハンドリング
特にハンドリングを決定づける要素に
ハンドル形状があります。


上の図は大雑把にハンドルの
特徴を示しています。
街乗りも含めて、自転車のライディングに
大きな影響を与えるのは
グリップ(こぶし)の向きだと考えています。

ハンドルの形状に伴って自転車の
性格が大きく変化することは
覚えておかれてもいいかもしれませんね。



・ブレーキング
ブレーキは安全に自転車に乗るために
最も重要な部品です。
ブレーキが性能を発揮する要素には
- レバーの握りやすさ
- タイヤの太さ
- ブレーキ機材の性能
があります。
ハンドルの高さやブレーキのレバー角度など
のフィッティングを万全にし、
さらに安定感が欲しい場合は
上位モデルのブレーキを選択するのも
いい方法ですね。


小回り、ストップアンドゴー
郊外のサイクリングロードなどと違い、
街中では曲がり角や信号機に
頻繁に出くわします。
そのたびにブレーキをかけて停車し、
信号が青に変われば
改めてこぎ出す必要があります。
タイヤの小さいミニベロは
特に「こまわり」「ストップアンドゴー」
の機能が優れており、
街中で自転車を楽しむには
とてもいいチョイスです!!
(逆に、ロングライドには
不利になっていきます。。。)



走破性、汎用性
山の中のトレイルほどではないですが、
街中もそれなりに多様な表情を見せます。
荒れたアスファルトや、歩道への段差など
自転車の苦手な状況にも
結構頻繁に出くわします。
MTBのように太いタイヤは
街乗りを楽しむのに非常に役立ちます。
また急な雨降りや、
水はけが悪く水たまりなどもあり、
フェンダーを取り付けることも
非常に効果的な対策になります。



街なかポタリングにピッタリなグレイシアカスタム

今回はRITEWAYの「GLACIER」を
街乗りに特化した機能性重視のカスタムです。
カスタムのポイントはデザイン性など
いろいろな考え方がありますが、
今回は街中をいかに効率よく走れるか
と言うコンセプトになりました。

タイヤはエアボリュームと
耐パンク性能が優秀な
シュワルベの「マラソン」
トレッドパターンのおかげで転がり抵抗も
軽くナロータイヤのように
軽快な走り心地です。
ペダルはMKSの「Always」
大きめのプラットフォームと
適度なピンで食いつきがよく、
回転性能もぴか一です!
コンポーネントはシマノ「Tiagra」
ミニベロの場合は
あまり低いギア比が必要ないので、
ギア比がクロスレシオに設定されている
ティアグラがGRXなどよりも向いています。
スタンドは安定感抜群の
ダブルレッグスタンド。

ミニベロ+ディスクブレーキの自転車に
フェンダーを綺麗に収めるのは
実はけっこう難しいです。
見た目も大事ですので
タイヤとのクリアランスは
こだわって取り付けてます。
意外と便利なのがライトマウントですね。

グリップは定番の「ERGON」です。
バーエンドは長すぎると邪魔になりますが、
適度なものがついていると
姿勢を変えたいときや
休憩したいときに非常に便利ですので
検討してみてください。
ブレーキレバーはリーチアジャスト
(グリップとの距離が調整できる)
機能のあるものがベストです。
レバーの長さも2フィンガー
(人差し指と中指をかける)
がおススメ。
2本指でも制動力は十分得られますし、
残りの指でグリップも
しっかり握れるので安心です。
街乗りにピッタリの
ありそうでなかったミニベロ
是非一度ご検討くださいね。
店頭に在庫もございますので
お問い合わせください!



まとめ。「速く走らない」という方向性
ここ10年くらいの
スポーツバイクブームで
重要視されてきたことは
ロードバイクに代表されるような
走行性能至上主義でした。
速く、軽くが正義でそれ以外は
クオリティが低いと
みなす人たちもいたぐらい。
自転車は「適材適所」ですので、
あなたが必要とする乗り方に合った
自転車選び、カスタムを
楽しんであげればいいと思うのです。
今回ご紹介したグレイシアは
まさにそのようなバイク。
以前はタイヤの太いミニベロが欲しい
ということで折りたたみ自転車を選ぶなんて
本末転倒なこともあったくらいですので。
自転車選びは目的に合わせて
マッチするものを選んであげると、
何倍もその後の自転車生活が
楽しくなりますよ!!
街乗り系のカスタムや
グレイシアについてのご相談も
お待ちしております!!
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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