こんにちは。
「No,ぽた No,Life」 です。
自転車処ぽたりんぐぅの店長が
自転車について独断と強めの偏見で
自由に語っていくメディアです!
ミニベロファン憧れの「Tyrell」
今回は工場見学をさせていただき
ましたので、その様子と、
魅力に迫ってみようと思います!

タイレルファクトリー
工場見学の旅! 堺 ~ チルコロ ~ タイレルファクトリー
2024年の10月16日に、
香川県さぬき市の「タイレルファクトリー」へ
工場見学に行ってきました!!
久しぶりにロングドライブでした!
まずはせっかくなので途中の淡路島で
「バイカーズカフェ チルコロ」さんへ。

バイカーズカフェ チルコロ
長いこと仲良くしてもらってまして、
淡路島でイベントするときにはいつも
チルコロさんにお世話になってました。
店長の平蔵師匠も元気そうでした。
オープン直後からお客さんが続々!
店長補佐の山田さんも忙しそうにしてはります。
ボリューミーなアワイチバーガーを
堪能できます!
淡路島に走りに行く際はぜひ
お立ち寄りくださいねー!!
ミニベロの「極み」 タイレルという自転車
情熱と創造性で作り上げたニューカマー

ミニベロの最高峰 「タイレル」
香川県さぬき市にある
アイヴエモーションが展開する、
ミニベロブランドです。
社長の広瀬さんが自宅のガレージで作り始めた
こだわりのミニベロが「タイレル」です。
実は、堺で「自転車処ぽたりんぐぅ」を
オープンするまえから一般向けの展示会などで
「Tyrell(タイレル)」を見て一目ぼれでした。
軌道に乗り出したころに取引のお願いに
香川県さぬき市へ直行してました。
プロモーション動画が良くできてますので
是非ご覧になってみてください!
「自転車処ぽたりんぐぅ」がミニベロ屋目線で
「Tyrell(タイレル)」のいいところを語ります。
ミニベロの長所を活かし、短所を克服するデザイン
ミニベロは長所・短所の幅が大きい自転車です。
「Tyrell(タイレル)」は長所を最大限に活かし、
短所を克服することでミニベロのポテンシャルを
飛躍的に向上させた自転車になってます。
・フレームデザイン
ミニベロの構造的な課題として
「直進安定性」、「剛性の確保」があります。
タイヤの小ささゆえに両立させるのは
非常に難しいのですがフレームデザインで
それを克服しているのが「Tyrell(タイレル)」
の最大の特徴です。
一般的なロードバイクよりも長いホイルベースと
構造的に強固な三角形を組み合わせた
スラントデザインのフレームは
「Tyrell(タイレル)」の代名詞的です。
たくさんの三角形を構造の中に取り込むことで
非常に強固な構造を実現するトラス構造を
(東京タワーやエッフェル塔などのあれです。)
取り入れたこだわりの詰まったフレームです。
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・折りたたみ機構
「Tyrell FX」
から折りたたみモデルの展開が
開始されました。
オーナーさんたちが一番驚いたのは
折りたたみ自転車らしからぬ走行性能でした。

タイレルFX 折りたたみスタイル
前項でも書いたフレームデザインに加えて、
何度もテストを重ねて納得いくまで
開発された折りたたみ機構は
業界内でも唯一無二と言えます。
トップチューブにあたるフレームの前半分に
折り畳み構造を配置しないことで
ねじれに対する剛性が格段に上がります。
角度をつけて折りたたむリアステーも
制度ばっちりで、
よくこの構造を量産できてるなと感動。
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・高性能ホイール
「Tyrell(タイレル)」の特徴は
独自で開発したホイルにもあります。

タイレル オリジナルホイル
ミニベロのホイルに求められる要素は
- 回転性能の高いハブ
- 適度に重量配分されたリム(重いリム+タイヤ)
であると「ぽたりんぐぅ」では考えています。
Tyrellのホイルは非常にそのあたりのバランスが
良いホイルに仕上がっています。
ホイールは自転車の性格の大部分を占めます。
ミニベロを理解しつくしたホイルと、
そうでないホイルの差は驚くほど大きいです。
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・重量感
ロードバイクをはじめ、スポーツバイク全体的に
「軽さは正義」
と言った風潮があります。
フルサイズバイクにとっては正論なんですが、
ミニベロにとっては少し違うと考えています。
軽くなると何が良くなるかと言うと、
自転車を動かすエネルギーが小さくなるほかに
ライダーの挙動が反応よく自転車に伝わる。
と言う強みがあります。
いわゆる反応がクイックになる、
キビキビ動くというようなフィーリングです。
しかし、そもそもが反応性のいいミニベロで
さらにクイックさを求めていくとどうなるか?
反応が良くなりすぎてしまい、
「ピーキー」な状態になります。
反応がシビアすぎて自転車経験の豊富な方には
それでいいかもしれませんが、
自転車歴が浅かったり、
そもそもレーシーなものを求めていない
ユーザーさんにとっては逆効果になります。
適度な重量は「安定感」や「まろやかなフィーリング」
につながる重要な要素です。
「軽さ」を一つの側面からしか見ないことは
自転車の性格の判断を見誤るので
注意が必要と考えています。
カタログのスペック上の「重量」だけみると
タイレルの自転車よりも軽い自転車は
存在しています。
しかし、全体のバランスを考慮しない軽さは
むしろ逆効果にさえなると考えます。
まとめ。研ぎ澄まされたデザインの勝利。
広瀬さんご自身が徹底的にこだわって
作り上げたタイレルのデザイン。
トラス構造を効果的に美しく仕上げた
スラントデザインをはじめ
今回の記事では自転車の機能を中心に
お話ししました。
「その2」では
開発体制や塗装へのこだわりについて
お話してみたいと思います。
自転車処ぽたりんぐぅでも
試乗車をご用意しています。
(IVE、FX、LOOX)
お問い合わせもお待ちしておりますね!!
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