理想のミニベロは自分で作る──Ternクレスト カスタム記

ミニベロロード ternクレスト ドロップハンドル ミニベロカスタム

こんにちは。
No,ぽた No,Life です。

この記事は、
大阪のJR阪和線堺市駅前にある
「自転車処ぽたりんぐぅ」の店長が、
日々のカスタム実例を通じて、
自転車との関係を深める楽しさを
お届けするメディアです。

既製品の中に仕様がピンとこない
この装備はいらないな、
など納得いかないまま自転車を選ぶ
そんな経験はありませんか?

カスタム前提でいると、
予算的にも効率よく、望み通りの
仕様の自転車が完成する
そんな方法もありますよ!

 

“理想のミニベロロード”を探して──既製品に感じたモヤモヤ

「良いミニベロロードがほしいな」
そう思って探してみるものの、
カタログスペックを見ると
どうもしっくりこない。

ternCREST画像の引用元:ternBikeJapan HP

ternCREST
画像の引用元:ternBikeJapan HP

流行りのフロントシングルがいいな、
コンポーネントを後で交換すると
予算に無駄が、
ハンドル系形状もイメージとちょっと違う。

街乗りは快適でも、
ロングライドになると振動が気になりそう。

コンパクトで軽快な
見た目なのに、
下り坂ではブレーキの効き
に不安が残る。

そんな、
ちょっとした「あと一歩」の足りなさ。

今回ご紹介するのは、
そうした悩みを抱える方にこそ
参考にしてほしいカスタム例です。

既製品に満足できなかった
オーナーさんが選んだのは、
Ternのシンプル系ミニベロ
ternの「クレスト」。

完成車にはない仕様を実現するために、
あえて「カスタム前提」で
理想の一台を組み上げました。

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Ternクレストをベースにカスタム前提でスタート

Ternの「クレスト」は、
もともとが非常にシンプルな構造。

ternCrest ドロップハンドルバー化

ternCrest ドロップハンドルバー化

アルミフレームのミニベロという
個性的な立ち位置で、
カスタムベースとしての
ポテンシャルが高いモデルです。
(記事のモデルは23年モデルです。)

この車体に、
以下のようなパーツを組み合わせました:

  • ドロップハンドル(フレア形状)
  • シマノTIAGRA(リア10速)
  • シマノULTEGRAグレードのデュアルピボットキャリパーブレーキ

特に今回のポイントは
「ハンドルとブレーキ」でした。

小径車の宿命ともいえる振動の大きさ。

その緩和策として採用したのが、
フレア型ドロップハンドル。
最近ではグラベルバイクに採用されてますね。

ひじの角度が広がり、
バーの角度によってクッション性が
増します。

結果として、
振動吸収性だけでなく乗車姿勢の
自由度もアップしました。

ミニベロに於いてブレーキは、
構造的に弱点となりやすい部分。

ここをULTEGRAグレードの
デュアルピボットキャリパーに換装。

ミニベロの弱点を上手くケア!デュアルピボットブレーキシステム

ミニベロの弱点を上手くケア!デュアルピボットブレーキシステム

シマノの公式情報でも紹介されているように、
この構造は2つの支点で制動力を安定させ、
軽い引きでもしっかりした
ブレーキ性能を発揮するのが特徴です。

「この2点を押さえておけば、
ミニベロでも“ロード的な走り”が叶う」

そんな狙いから、
部品の選定がなされました。

クロスバイクのドロップハンドル化にも
通じるお話かもしれませんね。

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「これが欲しかった!」を実感した瞬間

カスタム完成後、まず感じるのは
“路面からの突き上げ”の違い。

特に段差のある市街地や、
荒れた舗装路面でその効果は顕著でした。

肘が広がると体のクッションが使えます。

肘が広がると体のクッションが使えます。

ドロップハンドルのフレア角が絶妙で、
グリップポジションを変えるだけで
腕や肩の疲労感がグッと軽減。

そして、
もう一つ大きな変化がブレーキ性能。

アルテグラグレードのブレーキキャリパー。ブレーキは最優先事項。

アルテグラグレードのブレーキキャリパー。ブレーキは最優先事項。

街中の急坂や車の多いエリアでは、
「止まれる」という安心感が
走り全体の余裕を生んでくれます。

ULTEGRAのデュアルピボットは、
雨天時でもしっかり制動。

この安心感は、
日常使いでもロングライドでも
想像以上に大きな差になります。

また、フロントシングル・リア10速という
構成も非常にバランスが良く、
街乗りからちょっとしたツーリングまで
「これで十分!」と感じる仕様。

実は街乗り派には最高のコンポ、「TIAGRA」機能と耐久性のバランス

実は街乗り派には最高のコンポ、「TIAGRA」機能と耐久性のバランス

カスタムでしか得られない
“ちょうどいい”を体感できた瞬間でした。

▼クロスバイクのロードバイク化にも近いものがありますね。

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まとめ──カスタム前提だからこそ得られる自由

「ミニベロロードに憧れるけど、
完成車にはピンとくるモデルがない…」

そんなあなたには、
今回のように“カスタム前提”の
アプローチをおすすめします。

クレストのようなシンプルなベース車に、
・構造的弱点を補うブレーキ
・快適性を高めるハンドル
を組み合わせることで、
小径車の楽しさと実用性を
ハイレベルで両立できます。

こうした「自分仕様の一台」は
最高の相棒になるはずです。

既製品にない発想と自由、
それを具現化するのが
カスタムの醍醐味。

「この組み合わせ、アリだな」

そう思ったら、
ぜひ一度ぽたりんぐぅまで
ご相談ください。

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