こんにちは。
「No,ぽた No,Life」 です。
自転車処ぽたりんぐぅの店長が
自転車について独断と強めの偏見で
自由に語っていくメディアです!
自転車を改造したい!!
と思ってネットで探すと色々とカッコイイ
スポーツバイクカスタムが見つかります。
かっこいい自転車ほどテーマやコンセプトに
統一感があります。
ルックスや機能に統一感を持たせるカスタムに
するためにはどこに気を付ければいいでしょう?
どんな自転車にしたい?方向性を定めよう。

自転車を選ぶ、自転車をカスタムするという時に
まず考えることは、デザインやイメージなどの
ルックスと機能性の問題です。
カーボンロードのシルエットが好きだけど、
自分の自転車の乗り方は普段の買い物中心、
極端なたとえ話ですがこれだとさすがに
チグハグですね。
自転車のは適材適所ですので、
あなたと自転車とのライフスタイルに
合わせてやる必要があります。
いくらカッコよくても、乗るのがツライ、
乗りにくいとなるとだんだんと
自転車から離れてしまいます。
趣味に割り切って乗るなら、
デザインに全振りで機能性無視でも
いいんですが・・・
夏でも革ジャンきたい人とか、
冬でもミニスカート履きたい人とか、
つらさに耐えてスタイルを貫くのも
ファッションですから。
統一感で個性を。tern CREST ブルホーンカスタム
今回はミニベロの定番「tern CREST」の
カスタムの好例をご紹介いたします。

オーナーさんは自転車に対するイメージが
明確になっておりました。
ブルホーンハンドルにギドネットレバーと
言うご希望に加えて、
ミニベロの弱点をカバーするホイル、
安定感抜群のシマノ「TIAGRA」を採用。
イメージに沿った形でどのようにまとめるか
が課題でした。



・カラーリング
全体の配色については明確に「グレートーン」
と言うご希望がありましたので、
それに沿ったパーツチョイスをご提案しました。
ブラケットや留め金具など塗装できるところは
塗装して変に目立たないように配慮しています。

街乗りがメインで買い物の荷物を載せる
フロントバスケットは必須でしたが、
底板が明るい色のモデルしかなく、
底板をブラックに塗装して取り付けてあります。

サドルは形状等にもこだわりたいということで
オーナーさんが直接探してきてくれました。
・ブレーキ
意外と知られていない点ですが
「ミニベロは700cや26インチのバイクと
比べてブレーキが弱くなります。」
これは物理的に仕方ないので、
走行性能を上げる方向性のミニベロは
特にブレーキを気にする必要があります。

シマノのロードバイク用キャリパーブレーキの
デュアルピボット採用モデルはミニベロにお勧めです。
どんなカスタムでもブレーキは自転車の根幹に
なりますのでアップグレードをおすすめします!
・ホイル と タイヤ
tern CREST の設計は非常に素性がいいので
「走れる」系のカスタムベースにも意外と向いています。
自転車処ぽたりんぐぅでもご依頼が
多いのが「ホイル制作」です。

ミニベロの弱点は慣性力が小さく
「走りの伸び」が弱い点です。
ロードバイクなどの700cのホイルサイズには
軽量化は一定の効果があります。
ただし、ミニベロには逆効果になることも
多いので注意が必要です。
今回は走行性能もしっかりしたものにしたい
とのご希望もありましたので、
タイヤはシュワルベ「シュワルベ ワン」
を選択しました。


・コンポーネント
スポーツバイクのカスタムと聞いて
すぐにイメージするのがコンポーネント。
シマノやスラム、カンパニョーロなどの
変速機などの機構一式をさすことが多いです。

ハイレベルでのレースなどでは確かに
効果が大きいですが、
ポタリングを楽しむためには必ずしも
優先順位が高い要素ではありません。
オーナーさんはある程度ケイデンスも
気にして乗られるとのことですので、
シマノの「ティアグラ」をご提案いたしました。
ペダルの回転数(ケイデンス)を気にするように
なって来られるとコンポーネントの交換(多段化)
はある程度有効です。
逆にケイデンスを気にしなければ
特にハイエンドコンポなどなくても問題ありません。
街乗り中心の場合は10スピードの「TIAGRA」が
あればほとんど困ることはないでしょう。



まとめ。イメージ作りが大事。
初めてカスタムに挑戦する方や
自転車を始めて間もない方は
ショップにどのように相談していいかも
わからない場合が多いと思います。
そんな時はGoogle先生の出番です。
画像検索で自分の好みの作例を見つけて
「こんな感じに。」
とショップに頼んでみましょう。
美容院に髪型の写真を
持っていくようなものですね。
しっかりしたショップさんならそこから、
そのイメージがあなたの遊び方に
マッチしているのか、
もっといい方法があるのか、
別の方法にした方がいいのか、
などアドバイスをもらえるはずです。
・・・それがないなら、、、セカンドオピニオンをw
イメージを伝えるには画像を見せるのが
確実性の高い手段ですね。
ternのCRESTのカスタムのご相談もお待ちしております!
2024年モデルのCRESTは変速機が
マイクロシフトになったり、
ブレーキがVブレーキになったりしていますが、
基本設計は変っていないので
カスタムベースには相変わらず
かなり相性がいいです!
ぜひ問い合わせくださいね!!
コメント