タイヤの小さい自転車が欲しいなぁと、
何気なく折りたたみ自転車を選んでいませんか?
なぜ、ミニベロの代わりに折り畳み自転車を選んではいけない?
折りたたみ自転車の知られざるデメリットとは?
そんな疑問を
大阪府堺市のJR阪和線「堺市」駅前の
ミニベロやカスタムが得意な
ポタリング(自転車散歩)プロショップ
「自転車処ぽたりんぐぅ」が
12年以上のポタリングPROショップ経験と
大小1000件以上のカスタム経験の中から詳しくお伝えしていきます。
ミニベロの代わりに折りたたみ自転車は買ってはいけない
ミニベロってどんな自転車でしょう?
小径車と言われるぐらいですからタイヤの小さな自転車。
そうです、タイヤの小さな自転車ですね。
では折りたたみ自転車の多くもタイヤが小さいですが
同じように考えてもいいのでしょうか?
共通点も多いですねー。
代表的な折りたたみ自転車ブランドの一つ「tern」(ターン)です。

画像の引用元:tern bicycles japan HP
代表的なモデルの「tern Verge N8」
安定感のある走りとコンパクトな折りたたみ寸法が魅力。
メインフレームとハンドル根元に折りたたみのヒンジ部分があります。
一方、たためないミニベロのイメージを。

画像の引用元:RITEWAY HP
RITEWAYの「GLACIER」です。
こちらは同じ20インチのタイヤサイズのミニベロです。
一般的な自転車と同様に、
折りたたみ式ではないフレームが採用されています。
折りたたみ自転車 と ミニベロの共通点はどのような部分でしょう。
- 小さなタイヤ
車種によりけりですが、20インチ(406)が採用されてることが多いですね。 - 比較的楽な姿勢
上体が起き気味の少しゆったりとした姿勢で乗車できます。街乗り向けですね。 - 低重心
ホイルが小さい分重心が全体的に下側にあり、走行時の安定感があります。
BBの位置は変らないように設計されることが多いです。
こうやって見てみると、「なんでミニベロの代わりにしない方がいいの?」と思えてきますね。
折りたたみ自転車のデメリット
折りたたみ自転車には、折りたたんでコンパクトになるという最大の特徴があります。
ただし、それゆえに犠牲にしている面も非常に大きな自転車だと思って下さい。
わかりやすい折りたたみ自転車のデメリットをご紹介しましょう。
- 強度が弱まる
本来ひとつながりであるフレームを分断するため強度が低下します。 - 重量が増す
フレームを折りたたむジョイント部分には補強が必要で合ったり重量増になりやすいです。 - 値段も高い
ヒンジの補強や部品点数の増加はそのまま価格に跳ね返ります。
同グレードのクロスバイクなどと比べても割高な感じがします。 - トラブルが起こりやすい
複雑な機構が増えるとトラブルの確率が増えます。定期的なメンテナンスなどを。
折りたたみ自転車の有名メーカー「DAHON」や「tern」の自転車の多くは、
メインフレームが折れる方式を採用していることが多いです。
実は走行中にメインフレーム(トップチューブとボトムチューブにあたる部分)は、
非常に大きな「ひねり」の力を受けています。
その部分にジョイント部分を設置するため強度不足を気にした方がいいでしょう。

画像の引用元:tern bicycle japan HP
「tern」の自転車には非常に構造的にもよく考えられたヒンジが採用されていますが、
中には少し不安が残ってしまうメーカーのモデルなどもあります。
こちらも合わせて注意が必要ですね。

折りたたみ自転車は明確な目的をもって購入しましょう
もしあなたが折りたたみ自転車を購入しようと思っているならば、
その理由は何でしょうか?
月に何回ぐらい折りたたみますか?
折りたたみ自転車でなくても大丈夫ではないですか?
購入前に以上のようなことを是非再検討してみましょう。
当店で折りたたみ自転車をおすすめする場合
- 輪行をしたい
自転車を折りたたんだり分解して車や電車などで良港に行ったりする輪行が目的の場合。 - 保管場所
集合住宅などで自転車の保管スペースがなく折りたたんで保管しておきたいといった場合。 - 仕事用などで車に積んでおく
お仕事やそのほかの理由で車に積んでおくと便利です。そんな場合もおススメしたりします。
私自身も車に折りたたみ自転車を積み込んで旅行に出かけることもあります。
トランジットコンパクトを積んでジムニーで旅に出ます。時々。休めたら。



普通の自転車以上に定期点検を!!
折りたたみ自転車のヒンジの多くはネジの締め付けで締め具合を調整します。
頻繁に折りたたむ方はもとより、あまり折りたたむ機会がない方も定期的な点検をおすすめします。
走行中の振動などでもネジが緩む可能性もあります。
あなたの目的とジャストフィットすればめちゃくちゃ活躍してくれる折りたたみ自転車です。
定期点検をしっかりして安全で長く遊んでやってください。
tern VERGE N8
最近はいろいろな自転車ブランドが展開されてますが、
折りたたみ自転車に限っては定番ブランドを選択しておくのがいいかもしれません。
OEM品などを扱うメーカーもありますが、ハズレもけっこうあるような感じに見えますので・・・
今回ご紹介するのは
「tern VERGE N8」です。
「tern」はもともと「DAHON」から独立したブランドです。
社長さんの息子さんが独立したブランドなのですが経緯が知りたい方はググってみてください♪
独立直前に自らのチームで開発していた特許をそのまま引き継いでいるようですので、
折りたたみ自転車の完成度では申し訳ないですがDAHONより上だと感じています。
DAHONのアドバンテージは軽量モデルですね。K3とかDOVEとか。
今回ご用意させていただいたのは「tern VERGE N8」の、ペールゴールドです。
定番の折り畳み方式でだれでも手軽に折りたためるのが、tern VERGEシリーズの良いところです。
ホイルベースも長くと取られており走行時の安定性も高いです。
コンポーネントは シマノ「クラリス」8sです。
フロントのチェーンリングが大きいものを採用してくれているので適度なこぎ味が確保されてます。
写真では見えにくいですがダブルレッグスタンドなどスタンドの取り付け台座もしっかりしたものが、
用意されているのでツアーバッグやキャリアなどを取り付けるようなカスタムにも対応。
輪行と言えば輪行袋
定番のオーストリッチ「チビ輪バッグシリーズ」
伸縮自在の筒型タイプ「MARUTO ツアーバッグZD」
「tern キャリーオンカバー」
今回はフロントバッグ取り付け用の「ラゲッジトラス」をご用意させていただいております。
リクセン&カウルなどのドイツブランドで採用されている「クリックフィックス」方式で、
様々なオプションの着脱が可能です。
フロントバッグ用のアームを利用して、オーストリッチのフロントバッグを装着しました。
肩掛け用のベルトも一緒になっているバッグで適度な小物が収納出来ておでかけに便利です。
コーヒー用のクッカーなども十分収納できますので外コーヒーなども楽しめますね。
折りたたみ自転車には着脱式の装備がおススメですよ!!!
ternに荷物を載せるなら!着脱装備が断然便利!!
台座があれば簡単取り付け「tern ラゲッジトラス」
クリックフィックス規格でリクセンカウルなどと相性抜群
積載量、使い勝手抜群の「tern HQバッグ」
キャリアを付けてパニアバッグなどの積載量アップ!!
「tern カーゴラックリアキャリア」
まとめ。適材適所が重要です。
折りたたみ自転車は機能が必要な人にとってはメリットが絶大です。
しかし、必要としない人にとってはわざわざ弱点ばかり抱えることになります。
あなたが、折りたたみ自転車を有効に使うイメージがあれば是非選んであげてください。
「そうは言っても輪行するかもしれないじゃない」
とおっしゃられる方は一度、クロスバイクでもロードでも使って輪行してみてください。
輪行が楽しい、これは旅行スタイルに取り入れたい!となるようでしたら、
是非折りたたみ自転車のご相談をお待ちしております!
折りたたみ自転車、「tern VergeN8」にご興味持っていただけましたらお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただき
ありがとうございます!!
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