見た目の印象抜群のブルホーンハンドル!
見た目以外にも効果的な性能がたくさんです。
ブルホーンハンドル化で期待できる代表的な効果と、意外と見落とされがちな効果をご説明します。
ブルホーン化したらどんないいことがあるの?
背が高くてもミニベロに乗れる方法はないの?
そんな疑問を
大阪府堺市のJR阪和線「堺市」駅前の
ミニベロやカスタムが得意な
ポタリング(自転車散歩)プロショップ
「自転車処ぽたりんぐぅ」が
12年以上のポタリングPROショップ経験と
大小1000件以上のカスタム経験の中から詳しくお伝えしていきます。
tern CREST ブルホーンハンドル化
tern CREST バランスのいい入門用ミニベロ
今回は街乗りに映えるデザインがかっこいいブランド「tern」(ターン)
その中でも手ごろな価格帯とオシャレなかわいらしいデザインで人気の「CREST」(クレスト)をブルホーン化です!
カラー展開も豊富な初めてのスポーツバイクとしてもバッチリなミニベロです。
今回はブルホーンハンドル化をご相談・ご依頼いただきましたが様々なカスタムベースにも最適な一台ですね!

ブルホーンハンドル X STIレバー
ブルホーンハンドルを導入するときに大きな問題になるのが、シマノ「STIレバー」との相性の悪さ。
ドロップハンドルに装着することを前提に考えられてるブラケットですので当然です。
しかし、あの極めて高い操作性を使えないのはもったいなさすぎます!
そこで、当店ではブルホーンハンドルでもSTIレバーを操作できるように加工させていただきます!
ブレーキタッチが悪くなるのでは、
シフト操作が重くなるのでは、
など心配のお声もありますがブレーキタッチはドロップハンドルに装着時とそん色なく、11速用のSTIレバーも利用可能です!
その他に、油圧ディスクブレーキをブルホーン化したり、Di2モデルも油圧ディスクブレーキ化が可能です。

非常にバランスのいいコンポ シマノ「TIAGRA」
今回はブルホーンハンドル化と合わせて「SHIMANO TIAGRA」にコンポをアップグレード。
シマノの変速機は 8、9、10速は基本的に同じホイル(フリーボディ)で交換できます。便利ですね!!
シマノの変速機・コンポーネントの中でも非レースユーザーにとってとてもバランスのいいコンポが「TIAGRA」です。
非常に高い完成度と10速のギアレシオで幅広い選択肢を用意してくれています。
ケイデンスを気にして乗られるサイクリストの方でも十分に対応できます。
「ロードバイクは最低105以上が装備されてないと・・・」
なんてもっともらしい意見もネット上では散見されますが、そんな意見をおっしゃるどれほどの方が
TIAGRAの性能を十二分に活用することができているのかは、個人的に、いささか疑問に感じています。
シマノのコンポーネントの基本性能を甘く見てはいけないですね。
ブルホーンハンドルのメリット
見た目にもインパクトの大きなブルホーンハンドルですが、どんなメリットがあるんでしょうか?
ドロップハンドルの上・下のイイところどり
ロードバイクやスポーツバイクについてるハンドルで最も有名なハンドルがドロップハンドルです。
ドロップハンドルの最大のメリットはポジション(ハンドルの握る場所)が豊富だということです。
一番基本的な上ハンドルや、スプリントの時に握る下ハンドルなど、様々な部分を握ることができます。
しかし、多くの一般サイクリストの皆さんは上ハンドルしか握らない(握れない)と言う場合が多いです。
あなたはいかがですか?
ドロップハンドルの 上ハンドル(上ハン)、下ハンドル(下ハン)の代表的な特徴は下の通りです。
特にブレーキの制動力の強さは下ハンドルを握っているときに最大限使えるようになっています。
色んな説がありますが、上ハンドルでブレーキをかけると下ハンドルの時の7割程度のブレーキ力との意見もあります。
ブルホーンハンドルは
「上ハンドルの楽な姿勢と、下ハンドルのブレーキ操作を両立するハンドル」
と言えますね。
楽な姿勢でロングライドがやりやすくなる
自転車のポジションはいろいろあります。
どのポジションが正解と言うことはなく、自分の目的に合ったポジションを適材適所で取り入れることが重要です!
標準状態のフラットハンドルとブルホーンハンドルでどのように違ってくるのか見てみましょう。
フラットハンドルは、急なハンドリングなどに対応しやすく、ブルホーンハンドルは上体を省エネで支えられるので長時間サイクリングがしやすくなります。
またフラットハンドルは、状態が起きてしまう姿勢になりやすく、動員できる筋肉が比較的少なくなりやすい傾向があります。
ブルホーンはこんな人にオススメ!!
ブルホーンハンドルが向いている方の特徴は
- 非レース派 (そもそも規定違反になり出られないことが多いです)
- のんびり、でも、ロングライド
- 坂道は、できるだけ避けたい
と言ったところでしょうか?
個人的にはあまり頑張りすぎずのんびりとサイクリングを楽しみたい方、それでも少ししっかり走りたい方にピッタリのハンドルと思っています。
もう一つご依頼の多いパターンは
「ロードバイクに疲れた方」
です。
スピード感があり、スポーツ感が魅力のロードバイクですが、そのストイックさに疲れてしまう方が意外と多いのです。
スピードが下がってきたら許せなかったり、
坂道は頑張って登らないとと思い込んでしまったり・・・
そんな、ストイックな乗り方に疲れた方がのんびり自転車を楽しみたいということで、ブルホーンハンドル化をご相談下さるケースが非常に多いです。
あなたはいかがですか??

背が高くてミニベロに乗れない。
ミニベロは意外と適応身長が狭い乗り物です。
「背が高くて、乗れるミニベロがない・・・」なんて、背の低い私にはうらやましい悩みを持つ人もいますww
背が高くミニベロをあきらめている方ってけっこういらっしゃるんですよ。
そんな時、ブルホーンハンドルが助けになるかもしれません!
ブルホーンハンドルにするとハンドルを握るポイントが少し前に移動します。
多少強引な方法ではあるんですが、適応範囲より少し背が高い程度ならこの方法で意外とベストポジションになることも多いです。
他にも、「ワンサイズ小さい自転車を選びたい」と言う希望の方も意外と多いです。
かく言う、筆者もワンサイズ下を選ぶ派ですね。
ワンサイズ小さいフレームを選んでやるとシートポストを高くしないといけなくなりますので、赤い矢印の出幅が大きくなります。
やはりサドルが上がっている自転車のスタイルはかっこいいものです。
当然機能的な側面もあり、フレームとシートピラーの重複する部分が大きいとその部分の剛性が余計に高まり、硬い自転車と言う印象になります。
シートポストを伸ばすことができるとその部分がしなることで衝撃の緩和にも役立ちます。
意外と見落とされがちなブルホーンハンドル化のメリットですね。

のんびり良くサイクリングにブルホーンハンドルは最高の相棒です。
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まとめ。ポジションづくりの強い味方。ブルホーンハンドル。
ブルホーンハンドルはもともとタイムトライアルやトラック競技用のハンドルです。
路面変化が小さくポジションの変更があまり必要ない競技特性にマッチしていたのだろうと考えられます。
その特性をフルに生かして、のんびりとフラットなコースをロングライドするタイプの方にはこの上なく便利なハンドルと言えます。
ご自分の遊び方と照らし合わせてみて
「いいんじゃない?」
と思っていただけましたら是非お問い合わせくださいね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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