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極小径車の世界!名車、トランジットコンパクトカスタムの楽しみ方。

カスタム実例
この記事は約8分で読めます。

トランジットコンパクトと言う自転車をご存知ですか?

すでに廃番になっているブリヂストンサイクルが販売していた折り畳み自転車の名車です。

すでに新車では入手がほぼ不可能なのですが、ヤフオクなどで購入して楽しんでいるユーザーも多いです。

本来、子供や女性向けとみられるモデルですのでカスタムされる方が多いのですが、

なかなかカスタムのハードルの高い車両でもあります。

そんなトランジットカスタムについて
大阪府堺市のJR阪和線「堺市」駅前の
ミニベロやカスタムが得意な
ポタリング(自転車散歩)プロショップ
「自転車処ぽたりんぐぅ」が
12年以上のポタリングPROショップ経験と
大小1000件以上のカスタム経験の中から詳しくお伝えしていきます。

のんびり楽しむ、あえて頑張らない自転車の世界。

自転車の楽しみ方は「速く。遠くへ。」と言うだけのものではありません。

もちろん、速く走り、遠くまで自分の力でたどり着ける、ことも自転車の大きな魅力です。

だからと言って、自転車を楽しむのに「速く。遠くへ。」である必要は全くありません。

いつもの街をのんびり走る。

普段気づかなかった発見がある。

車に積んで旅先で楽しむ。

時間や移動手段に縛られず自由に見たいところを見て回れる。

自転車の活躍の場は本来こういうところの方が多いのかもしれません。

今回テーマになるのは「トランジットコンパクト」です。

ブリジストンサイクルがかつて展開していた「トランジット」シリーズの名車です。

1999年から2008年の間(少し不確かですが・・・)販売されており、

「トラコン」の愛称で親しまれています。

現在でもヤフオクなどでは定価よりも高く取引されるような人気のモデルです。

個人的にもカスタムについて本格的に勉強・研究し始めたきっかけの車でもあります。

ブルホーンハンドルと並んで「自転車処ぽたりんぐぅ」のカスタムの原点の車と言えます。

今回はトランジットコンパクトとそのカスタムについてご紹介していきます!




 

カスタムのポイントと自転車としての注意点

フレームがクロスするデザインと12インチの小径ホイルで可愛らしさが特徴の「トラコン」

その分、クセの強い自転車でもあります。

色んな気になる点を改善していくのがカスタムの役割です!

おススメのカスタムポイントをご紹介しましょう!!

ワイドタイヤでクッション性アップ

「トラコン」の特徴は何と言っても12インチのタイヤサイズ。

こぎ出しが軽く、小回りがきく反面 段差や荒れた路面に弱い面があります。

タイヤの選択は非常にミニベロには効果があるカスタムです。

トランジットコンパクトのカスタム時にはタイヤのチョイスはほぼ一択!!
「シュワルベ ビックアップル」

特殊なサイズのミニベロタイヤのラインナップが豊富な信頼できるタイヤメーカーです!

  

ゆったり乗れるハンドルポジションを!

トランジットコンパクトの用途は多くの場合「ゆったり、のんびり、気軽に」がキーワードになると思います。

そんな時に重要になるのがハンドル形状です。

ムスタシュバー

適度に起き上がった姿勢とスイープ(手前側に湾曲する形状)がかかったハンドルが街乗り時に効果を発揮してくれます。

あまり前傾姿勢をきつくすると不意に段差につまづいたりした時に前転の恐れもあります。

重心はできるだけ後ろに来るように設定する方が安定して乗れると思います。

変速機は内装変速がおススメ!

自転車カスタムでやっぱり気になるのが変速機

トランジットコンパクトもやはり変速機構があると遊び方の幅が広がります。

トラコンのカスタムについては内装変速機がおススメ!!

内装変速5段変速。この作例はベルトドライブです。

外装変速機も取り付け可能ですがタイヤ径が小さいのでディレイラーの地面との接触の恐れがあります。

またチェーンラインにも制約がかかり、ロー側のギアで可動域を制約しないといけなくなるケースがあります。

もちろん、オーナーさんが何を求められるかにより提案するポイントも変わります。

街乗りを楽しみたい場合には内装変速機の方がメリットは大きいと考えています。

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ハイギア化はほどほどに。

極小径車(16インチ以下と思って下さい。)の弱点は最高速度が出にくいです。

本来、自転車には向き不向きがあり極端に小径なホイルの部類に入る自転車では速度は控える方が得策です。

最高速度を上げるためにチェーンリングを大径化するカスタムはある意味定番ですが。。。

個人的にはあまりお勧めしてません。

トラコンは設計が非常によくできており直進安定性が確保できる角度設定になっていますが、

それでもある程度以上の速度だと危険なシチュエーションが発生します。

また、ドライブトレイン(チェーンリング、チェーン、スプロケなどの駆動関係)にもストレスが過剰にかかります。

ある程度、高めのケイデンスを維持できるぐらいのギア選択が重要ですね。

「トラコン」選択時の注意点

物事はいい面があれば、逆の側面もあります。

ここではトラコンを選ばない方がいい場合、選ぶ際に理解しておかないといけない弱点をご紹介します。

1、体格的な制限

トラコンはかなり特殊な形状のミニベロです。

適応身長も非常に幅が狭く難しい面があります。

背が高い人(身長170以上くらい)方はトラコンは避けた方がいいです。

かなり窮屈ですし、サドル高も上げにくい構造になっていますので注意が必要です。

身長165cmの私が乗る際にサドルは目いっぱい高くしてますが少し物足りない高さに感じています。

サドルポストを支える構造が負担に弱い構造になっていますので体重が重い(定量的に言えないのですが。。。)方、

身体の大きな方も使用には注意が必要だと思います。

2、カスタムのハードルが高い

一般的に言われるようなカスタム、例えばパーツの組み換えだけで済むようなものと違い、

ホイル制作などに対応してくれるショップさんが極めて少ないです。

12インチでホイルを組むこと自体断られるショップさんもあるくらいですので。

トラブル対応なども受けてくれるお店が近くにあるか確認が必要です。

カスタム費用も比較的割高になることが多いです。

特殊な作業や部品の仕様が多いことと、一回のカスタムで関連する部位が多いことも理由と考えます。

3、損耗状態に差がありすぎる。

廃番商品である以上、中古品の流通から入手するほか手段のないトラコンです。

ここで問題になるのが、車両の状態の良しあしです。

大規模なカスタム前提で入手するなら気にする必要は少ないでしょう。

それでも、ジョイント部分の損耗やベアリング部分、溶接部分の経年劣化など画像で判断できない面もあります。

その辺も購入を検討される際には要注意ポイントです。




限定カラーのブラック!トランジットコンパクト復活カスタム。

今回は倉庫に大事にしまわれていた限定カラーのブラックの「トラコン」のレストアカスタムのご依頼をいただきました。

倉庫で大切に保管されておられたそうで上体が非常に良かったのが今回のトラコンです。

ベアリングやジョイント部なども最低限のケアで綺麗に復活しました!!

スポークの長さが短い!!

ギア比の配置のバランスがいい内装5段がおススメです。

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フロントチェーンリングも40T台のものです。

個人的には、のんびりとしたポタリング目的だったら50Tもいらない気がします。

ハンドルもライズの付いたフラットハンドルで上半身が適度に起き上がるように。

サドルも適度にクッション性がある純正品なので体起こし気味に乗っても腰への負担は少なくすみそうです。

 

実はトランジットコンパクトにはライセンスを継続した他社モデルも存在します!!

HARRY QUINN 「MAGIC WAND」

ハリークイン マジックワンド

トランジットコンパクトの雰囲気はのこしつつ、今風にアレンジもされています。

オートマチック2段変速などの仕様もあり、そのまま乗っても、カスタムベースにしてもアリですね!!

当店でも取り扱いしておりますのでお問い合わせください!!

  

 

 

まとめ。特徴を知って遊べば楽しさも倍増!!

自転車処ぽたりんぐぅ ではいつも「自転車は 向き不向き」と言うお話をさせていただきます。

自転車での遊び方は人それぞれ。その人に合った自転車選びが重要です。

トランジットコンパクトは街をのんびりポタリングするには最高に楽しい自転車です。

小回りの良さや、気軽さ、デザインのインパクトや、カスタムの映え、などなど。

用途による向き不向きや、体格による向き不向きもあるのでバランスを考えて選んであげてください。

使い方によってはいい相棒になりますよ!

 

トランジットコンパクトやカスタムにご興味持っていただけましたらお気軽にお問い合わせください。

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