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ブルホーンハンドルが活躍する意外なシーン!通勤用ミニベロカスタム

カスタム実例「ブルホーンハンドル」
この記事は約9分で読めます。

ブルホーンハンドルが通勤に向いてる!

あなたは自転車通勤してますか?

自転車通勤を快適、安全に行う要素はどんなことでしょうか。

自転車通勤に潜む危険性とは?

ブルホーンハンドルが自転車通勤と相性がいい理由とは?

そんな疑問を
大阪府堺市のJR阪和線「堺市」駅前の
ミニベロやカスタムが得意な
ポタリング(自転車散歩)プロショップ
「自転車処ぽたりんぐぅ」が
12年以上のポタリングPROショップ経験と
大小1000件以上のカスタム経験の中から詳しくお伝えしていきます。

通勤路に潜む危険性とは?

あなたは自転車通勤をしますか?

私も自転車を通勤に利用する人間のひとりです。

自転車通勤は毎日の適度な運動と、電車やバスのラッシュを避け比較的に自由に動ける通勤手段。

自転車で通勤すると血行が良くなり、仕事のパフォーマンスが上がる。との研究もあるそうです。

その反面、自転車通勤には危険が潜んでいるのも事実。

どのような危険が潜んでいるのか考えてみましょう!

通勤時間は人が多い。

一般的な通勤時間と言えば8時から9時ごろでしょうか。

この時間帯は一番混雑が激しくなる時間帯です。

公共交通機関をはじめ、自家用車、自転車、徒歩など様々な方法で通勤する人が街に行き交います。

また時間帯によっては通学する学生さんや見守りの親御さんや地域の方なども交じって混雑が発生します。

単純に人が多くなると事故やトラブルの発生するリスクが大きくなりますから注意が必要ですね。

少し遠回りでも、人が少なく流れがスムーズなルートが選べると危機回避になりますね!!

急いでいる人、焦っている人が多い。

あなたは通勤時間に余裕を持っていますか?

私は恥ずかしながらあまり余裕がありませんw

朝は行きかう人々がどこか「せかせか」としていて目まぐるしく行きかうことが多いと思います。

急な飛び出しや進路変更をする自転車が現れたり、ふざけ合う小学生などもいたりしてリスクが高まる時間帯です。

まずは「安全に操作できる速度」での運転を心がけ、「ブレーキ操作のしっかりできる状態」を維持してください。

もちろん自転車の整備も万端で行きましょう!



 

楽観的な予測は禁物!!

まずは下のツイートをご覧ください。

 

動画の事故の瞬間はかなりショッキングなものを集めている感じがしますが、他人ごとではないですね。

公道を走る際には、

「周囲の人は何をしでかすかわからん。」

と言う気持ちで動くぐらいがちょうどよいでしょう。

「まさか、そんなことはしないでしょう。」なんて楽観的にとらえないことが大事ですね!!

「ドロップハンドル」の持つリスク

現在では、スポーツバイクの代表格となってきた「ロードバイク」

特徴的なドロップハンドルは、スポーツバイクをやってみたい人のあこがれですね。

ポジション(乗車姿勢)が豊富で、筋力を効果的に使えるメリットも多いハンドルなのですが、

通勤時間帯に関していうと、非常にリスクの大きなハンドルと言わざるを得ません!

スピードが出しやすい。

これは大きなメリットですが、通勤時には大きなデメリットに変化します。

店頭でもよくお話しするんですが、

「時速30kmが出せることと、時速30kmを制御できることは全く別の話です。」

初心者の方が下り坂などで速度が出すぎて曲がり切れず落車した、などと言う話は枚挙にいとまがありません。

速い速度域で「きちんと曲がれる、きちんと止まれる」と言うのは思っているより難しいことです。

最近の機材、車両(特にロードバイク等)は速度感が昔のものとは別次元になります。

十分に気を付けてくださいね。

 

操作性能、旋回性能が下がる

ドロップハンドルの最大の長所は、直進安定性が良く、巡航性能が高い。と言うことだと思います。

言い換えると、「速い速度で、直線的に走るのが得意」と言うことです。

通勤時は人込みでスピードも出せず(出さない方がいいです)、急な状況にもハンドリングで対応できないといけない。

と言う、真逆なシチュエーションに置かれるわけです。

つまり、ドロップハンドルの車両が一番苦手とする状況に置かれるわけです。



 

ブレーキ操作がしにくい

あなたはドロップハンドルを持つときにどこを一番多くにぎっていますか?

ドロップハンドルを持たれる方は「上ハンドル」を持つことが多いのではないでしょうか。

STIレバーのブラケットを上から握りしめる状態ですね。

姿勢が楽で、首や腰への負担が軽減されるオーソドックスな乗車姿勢です。

ただし、上ハンドルを握っているときはブレーキが非常に握りにくくなります。

一説では、7割程度のパワーしか出ないという話もあります。

ミニベロは特に車輪径の影響でブレーキ力は弱まる傾向があるのでさらに注意が必要ですね。

ブルホーンハンドルが通勤向きな理由

では、なぜブルホーンハンドルが通勤に向いてると、「自転車処ぽたりんぐぅ」では考えているのでしょうか?

今回はこちらのカスタム例をもとにお話しします!

長距離向けの姿勢、省エネライド

元々ドロップハンドル仕様だったラレーのミニベロをブルホーンハンドル化させていただきました。

いわゆる、「ミニベロロード」っていうやつですね。

普通新車購入時に「通勤用」と言われれば、個人的にはクロスバイクをまずお勧めします。

クイックなハンドル操作と安定したブレーキ操作をメインに考えるとフラットハンドルがベストに近いです。

今回のオーナーさんは少し長い距離を通勤されているのでフラットハンドルの弱点が問題になります。

そこでより、長距離向け、ロングライドに効果を発揮するブルホーンハンドルをお選びいただきました。

ドロップハンドルやブルホーンハンドルでは体の構造で上半身をさせるので筋力の負担が軽く省エネになります。

ある程度前傾姿勢がとれるので動員できる筋肉の量が増えて効率よく体を使う事にもなります。

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ブレーキのかけやすさと、楽なライディングフォーム

ブルホーンハンドルの長所を一言でいうと「ドロップハンドルの上、下ハンのいいところどり」と言えます。

ブルホーンハンドルは、いろいろなポジションを使いこなしにくい代わりに、

安定した楽な姿勢とブレーキの操作のしやすさを両立下ハンドルになります。

今回はもともとが「ミニベロロード」スタイルでしたので、基本的には多くの部品が流用できます。

STIレバーももちろん使えます!!

メッチャすっきりおさまるでしょ?

「自転車処ぽたりんぐぅ」ではシマノのSTIレバーの操作性を残しつつ、ブルホーンハンドル化を実現しました。

当然変なブレーキワイヤの飛び出しや強引さもなく、ブレーキタッチは標準のそれと同等以上のものを再現しています。

ブルホーンハンドルでSTIレバーをそのまま使える上に、スタイリッシュにまとまるのはとても重要ですね!!

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元々のカスタムを尊重してピンポイントで性能アップ!

元々、フロントのチェーンリングなどをカスタムしてギア比の調整などカスタムをされていたオーナーさん。

以前に行ったカスタムと調和するように、今回のカスタムポイントを追加させていただきました。

今回写真ではわかりにくいのですがブレーキも「R7000」の105のものに交換していただいています。

画像の引用元:株式会社 シマノ HP

デュアルピボットと言われる構造を採用したキャリパーブレーキです。

ブレーキが弱点でもあるミニベロの大切なカスタムポイントと言えますね。

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まとめ。シチュエーションに合わせたカスタムと、安全運転。

今回は「自転車通勤」をテーマにお話をしてきました。

健康面や精神衛生、経済面などでも非常にメリットの大きな自転車通勤です。

しかし、そこに潜む危険性を理解しておかないと取り返しのつかないことになりかねません。

基本は、

「安全に曲がれる、確実に止まれる速度で走る」

「常に周囲を観察して、そこに潜む危険性を予測する」

に限ると思います。

そのうえで、自転車の車両選びや機材面からのアプローチ、ヘルメットなど安全装備の充実なども大切になってきます。

どうせ会社に行かないといけないなら、せめて自転車で楽しい気分で通勤時間を過ごしてください!!

他にも通勤を安全に行うコツをお伝えしていきます!!

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

自転車での通勤にご興味を持っていただければ是非お問い合わせくださいね。

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